最近、朝晩バイクに乗る際は上着が手放せません。
台湾もそろそろ秋めいてきた今日この頃です。
さて、
台湾好きの皆様は、
統編(tŏng biān)という単語をご存知でしょうか。
私は台湾に来て始めの1年3ヶ月の間、
台湾に留学生として生活しておりましたが、
その時は、この単語の存在を知りませんでした。
(だって教科書に出てこないし......)
統編の意味と役割を知ったのは 台湾の会社に入ってからです。
■統編とは正式名称は統一編號と言い、
簡単に言うと、台湾政府から割り当てられている会社のID番号(法人番号)のことです。
日本では会社の法人番号なんて知らない社員の方が多いんじゃないでしょうか。
台湾では、
会社の住所、
電話番号、
統編、この3つは必ず覚えなくてはいけません。
なぜ、会社の法人IDが必要になるのか。
それは、
会社名義の領収書をきる際に必要となるからです。
これから台湾の会社に入社しようとされている方は、要チェックです。
レシート、領収書に統編が入力されていなければ、立替で支払ったお金は会社に請求できません。
(高鐵、台鐵、公車は除く)
(*高鐵チケットはコンビニで購入した場合、レシート発行してもらえます。)
ちなみに、
レシート:發票(fā piào)
領収書 :收據(shōu jù)
領収書に必要なものは、「抬頭(tái tóu)」「統編(tŏng biān)」
(抬頭:宛名)
■統編はお会計の際に言いましょう台湾で生活されてらっしゃる方は、レストランでお会計してもらった時、
何度か「需要統編嗎?」と聞かれたことがあるかと思います。
この時に、
「要,統編是○○○○○○○○」と言うと、
↓のようにレシートにその番号を入力してもらえます。

(wikiの画像をお借りしています)
■統編を忘れた、言い忘れた場合店の印鑑を押してもらうと大丈夫です。
「幫我蓋店章」と言うと、対応してもらえます。
■統編による弊害会社に経費として渡すレシート、領収書以外にはこの統編は要りません。
中国語の練習だから~という理由で、むやみやたらに言うのはやめましょう。
なぜなら、
この統編があることにより、
統編發票のクジが無効にされてしまうからです。
せっかく1000万元が当たるチャンスがあるのです。
無効になったら、悲しいですよね。
旅行に来られる方にはあまり意味の無い雑学になってしまいましたが、
これから台湾で仕事されるって方は、どうぞご参考までに。
ヾ(・∀・)ノ